『ヒミツ』第11巻 31 連携9

2025.04.09 その他

31 連携9

トンデモトランプがいきなり非常識なこと連発してる、って

調子の報道が多いけれど、はたしてそうかしら?

アメリカの政策ってね、基本的にはシンクタンクたちが決めてるの

大統領選には400億円も500億円もかかるって言われてるけど、

当然、個人でそんなに用意できるわけもないし、

企業献金だって草の根募金だって、ほんとはたかが知れてる。

こうしたシンクタンクたちが、タニマチのあっせんもしてるのよ。

モチ、自分自身もそのタニマチの資金で運営されてるから、

そうした資金は完全にヒモつきとなる。

当選した大統領に決定権なんて、あると思う?

米系シンクタンク&タニマチたちは、

世界経済全体をいったん崩落させることにしたの。

「報復関税」という名の、自国民への重課税合戦によって。

各国、威勢のいい反米発言をあうんの呼吸でくりかえしているけれど、

それを翻訳するなら、「わが国経済を重課税によって破壊し合います」って

感じかしら。

思考を停止した国民たちは、今回もまた「そうだ!そうだ!」って、

メディアに踊らされてる。

いい?

あなたの政府は米国に反戦してるんじゃないの。

あなたに戦争をしかけているのよ。

あなたの暮らしを破壊する、重課税戦争を。

その意味で、はじまっているのは、実は第三次世界大戦。

各国政府が、自国民に対してしかける課税戦争よ。

ここが読めるなら、不思議な現象がこれから起こることもまた

読めるはず。

なぜか世界に1か国だけ、米国へ報復関税を行わない国が出てくるの。

お手羽先メディアたちは、すでに世論誘導をはじめてるわ。

「報復関税反対!」って、ね

一見すると、国民に冷静な対応を呼びかけているように

見えなくもない。

でも、その実態はというと、なぜか過去30年間ひたすら

重税化路線を歩んできたこの国が突然それを放棄する、

むしろ減税路線へと大きく舵を切りはじめる、という

これまた「あうんの呼吸」での方針転換なの。

財務省解体運動は、実はその先発隊だった。

自公大敗による、次期政権のレイムダック化もしかり。

秋以降の日本が余計な動きをしないよう/できないよう、

あらかじめグダグダ政権を準備とく、ってわけ。

来年から、日本だけ「不作為」で経済が活性化するように。

いい?

こうやって歴史は作られていく。

読めるあなたは大丈夫よ。

安心して、《ゆるやかな連携》づくりに集中してね。