『ヒミツ』第11巻 14 作られた世相2
14 作られた世相2
過去30年間、日本にはさまざまな制限が課されていた。
代表的なものが、緊縮財政。
重要な社会インフラの更新が極端にしぼられてきた結果、
橋は老朽化し、道路は陥没、水道管は破裂、
空港はアジアのハブ機能をインチョンに奪われ、
港湾は最新鋭の大型タンカーが入港できない。
大学の研究費は抑制されて国際競争力は低下する一方。
景気も悪いまま。
農業予算カットのツケは、これから本格的に国民たちの暮らしを直撃していくし。
財務省がなにをやってきたかが、白日の下にさらされはじめている。
でも、ここでちょっと立ち止まって、考えてみてほしいの。
なぜこれまで、いろんな人が指摘してもビクともしなかった《制限たち》が、
急に外れはじめたのだろう?
なぜ突然、反対運動にモーレツな追い風が吹きはじめた?
米国でも、なぜそれまで圧倒的な支配力を持つ勢力の解体運動が
突然起こっているのかしら?
答えは単純。
起こしてる勢力がいる、ってこと。
FRBを中心とするユダヤ系金融勢力、軍産複合体、
CIAやNSA、FBIといった諜報機関たち、そしてそこから
資金提供を受けて都合のいい情報操作をくり広げてきたマスメディアたち。
さらにそこからおこぼれをもらって「権威づけ」を担当していた
御用学者のえらい先生方や、有名人、インフルエンサーたち。
そうした人たちが今、いっせいに排除されようとしている。
仲居くん騒動に起因するフジTV問題も、一連のものよ。
おかしいって思わない?
なぜ、突然?
そうした人々を使役してきた勢力が別にいて、
ほんとうのご主人様はもう彼らを使った時代づくりのフェーズは終わった、
次に行くのでむしろ邪魔、だから淘汰がはじまっている。
そう考えれば、つじつまが合うんじゃないかしら?
CIAを解体に追い込める勢力って、世界に1つしかないわ。
米陸軍軍事情報部よ。
國体勢力直轄の諜報機関。