『ヒミツ』第11巻 07 シナリオX7
2025.03.12
その他
07 シナリオX7
過去4年間、米国ではおかしな政策が大規模に展開されてきたけれど、
第二次トランプ政権によって、それらが急激に改善されはじめた。
だから民衆は、トランプ&イーロンのコンビに拍手喝さい。
熱狂的な支持者も多い。
「いいぞ、トランプ!」「もっとやれ、イーロン!!」ってね。
・・・けれど、社会ではすでにある兆候があらわれはじめている。
今後、こうした反政府運動は州をまたぎ、人種を超え、
全米各地へと広がっていく予定なの。
マスメディアは、いかにトランプがひどいことをしているか、
反マスク運動がどれだけ正当なものなのか、をあおっていく計画。
あうんの呼吸で、政権内の対立も、なぜか公衆の面前にさらされていく。
みなさま、お上手だこと。(笑)
国民たちは、あっさりとこうした田舎プロレスに乗せられていくわ。
クビにされた前政権の高官たちは反政府組織のリーダーとなり、
解雇されたCIAやFBI職員たちが配下へ結集しはじめ、
なぜか潤沢な資金の供給も行われるようになって、
人々は武器を手に取り立ち上がっていく。
当初平和的に行われていた反政府デモは、
いつしか、武力も辞さない「過激な反政府運動」へと変えられていくの。
当初からのシナリオどおりに、ね。
強大な覇権国アメリカがそのままの姿で君臨していては、
グローバルおじさんたちが進めようとしている
G20ベースの多極化された世界は実現できない。
欧州も事情は同じだった。
盟主、ドイツが君臨していてはまずいのよ。
だから、メルケル以降、
第二次トランプ政権は、今後、
「やりすぎて自滅」政策をオーバーシュートさせていく。
アメリカの終焉に向けて。
「シナリオX」の通りにね。