『ヒミツ』第11巻 01 シナリオX1
01 シナリオX1
おっは。
元気してた?
お休みしている間に、世界は大きく変わりはじめたわね。
ってゆーか、変わりはじめるまで休んでたって方が正確だけど。
筆者には確信があったの。
このタイミングで世界は大きく動く、って。
当初からのシナリオ通りに。
グローバルおじさんたちのいつもの手法なのだけれど、
いきなりXをやっても、大衆がついてこない。
だからまず、「非X」を先にやる。
しかも盛大に、やりすぎるほどに。
そのときに重宝がられるのが、抑圧されてきた人々。
今回の例でいうと、左巻きの陣営よ。
彼らが理想とする共産社会は、この資本主義社会が存続していると、
いつまでたっても実現されない。
だから、サヨクの方々は破壊活動が大好きなのよ。
この社会の安定性を壊すことなら、基本なんでもwelcome。
過度な平等性、行き過ぎた自由、守られすぎる権利によって、
社会を機能不全に追い込んでいくことこそ、
バイデン1号~3号の役割だった。
正確に言うと、1~3号それぞれ就任早々認知がはじまっちゃったので、
側近ブレーンたちがサヨク政策を盛大にやりたい放題、
中抜きチューチューパーティ三昧をくりひろげていた。
不法移民の大規模導入、犯罪者保護、万引きバンザイ、
大麻の解禁、不法占拠者への手厚い権利付与、
自認が女なら筋骨隆々でも女子スポーツへ参加OK、
もち女風呂も女子トイレも自由にどうぞ、って具合に。
経済面でも、実際には環境負荷が高いEVのエゴ推進、
不安定で高コストな再生エネルギーの過剰導入、
利権にまみれたco2排出権取引、
実効性のない紙ストローやらマイバック運動などなど、
効率的な産業活動を阻害する政策たちが次々と
美しい修飾語とともに実行されていったわ。
おかげで社会はボロボロ。
心ある人たちはみな、眉をひそめていた。
そこへ、颯爽と登場してきたのが、トランプ&マスクのコンビ。
矢継ぎ早に打ち出される改革の数々に、民衆は拍手喝さい。
悪い奴らをやっつけろって、国民たちは熱狂していくわ。
・・・でも、ちょっと立ち止まってみない?
その先にある「非X → X」こそ、当初からのメインシナリオなの
だとしたら?
あなたなら冷静に、「シナリオX」について考えることができるはず。