『ヒミツ』10巻  47 最後の試練2

2024.12.08 その他

47 最後の試練2

筆者は日本の未来について、悲観なんかしてない。

だいじょうぶ。

なんとか乗り切れるから。(笑)

富裕層の動きを見ても、それがわかる。

借入金を相殺した後、住居用の不動産や収集品などを除いた、

投資可能な流動性純資産を1.5億円以上もつ富裕層たちは、

実は続々と日本へ引っ越しをはじめている。

英語圏でもないし、積極的に誘致活動を行っているわけでも、

タックスヘイブン的な優遇税制があるわけでもなく、

むしろお金持ちには過酷な税制を敷く国なのに、

富裕層の移住先で日本は世界TOP 10に入っている

東アジアでは、富裕層の流入超過国って日本だけよ。

彼らはね、お金には変えられない日本の魅力に気づいた人々。

治安の良さ、教育水準の高さ、充実した医療制度、

便利で快適な社会インフラ、競争力の高い産業基盤、

まじめで人種差別をあまりしない国民性、等々。

今後、急速に殺伐化していく世界において、

日本があたりまえにもつ魅力こそ実はもっとも価値があるんじゃないか、

って気づいたお金持ちがどんどん日本に移住してきてるの。

気づいてないのは、「あたりまえ」と思って評価も感謝もしない、

日本人だけ。

たしかに今後、これでもか、これでもか、と最後の試練たちは増えていく。

電気代やガス代料金が上がる

水道代が上がる

食料品の値上げも異様なハイペース

ガソリン代も上昇

なぜか増える感染症たち

外国人は不起訴

控除の縮小とか、その他増税ラッシュとか、

あげるときりがないのでこの辺でやめとくけれど、

けっこうすごい光景よね。

試練たち。

人口が減少する以上マーケットの縮小は避けられず、

企業間競争も激しさを増していくわ。

あなたの勤め先も、相当しんどくなるわよ。

そうした試練たちにどう立ち向かう?

それが、企業向けに書かれた『あなたの50のヒミツ』第6巻以降の

記事たちよ。

大手出版社に書籍化は断られたけれど、内容的には

けっこういい線いってるんじゃないか、って筆者は思ってる。(笑)

あなたが役立ててくれれば、彼はそれで満足よ。