29 必要なこと２

 

 

筆者の場合は、１日１個、物を捨ててる。

 

極端なめんどくさがり屋で、

整理整頓というものがどうにも性に合わないため、

わりきって片づけなどせず、捨てることにしたの。

 

まだはける靴下も、まだ使えるバッグも、

なにかに流用できそうな小箱も、いつか使うかも袋もね。（笑）

 

 

ほこりをかぶっていた小物たちが減り、

タンスの肥やしも着々と少なくなってる。

 

本棚のあれとかも、毎朝１個処分。

 

 

 

他方、増やしているものもある。

 

道楽よ。（笑）

 

 

 

彼は生まれてはじめて、外車というものを買った。

 

今を外すとたぶん二度と乗れないだろうな、って思ったから。

 

彼は車が大好きだから。

 

 

 

 

中古で状態のいいものを見つけ、

自分好みにちょっとしたカスタムをほどこし、

愛車と過ごす豊かな時間を大いにエンジョイしてるわ。

 

ランチは、あいかわらずインスタントだけど。（笑）

 

 

 

 

田舎道をのんびりと流しながら、木陰でお昼寝。

 

下位グレードなのでBMW本来の鋭い加速なんかしないけれど、

彼にとっては十分。

 

わざわざキャンプ用のアルコールストーブで火をおこし、

美しい自然の中、手間をかけて淹れるコーヒーのなんとおいしいこと。

 

まったりとした、なんにもない豊饒の時間。