『ヒミツ』10巻  17 メカニズム1

2024.10.01 その他

17 メカニズム1

多くの人が、幸せになろうとする。

幸せを願う。

そのためにがんばるし、勉強するし、がまんもし、働きもする。

筆者は、ちょっと別の視点から見てるわ。

彼はね、「幸せ」って「気づきのこと」だと考えているの。

「幸せになる」ってね、

「すでに幸せであるのに気づくこと」じゃないかしら?

それは別に作るものでも、なるものでもない。

あなたはすでに、幸せなの。

気づきさえすれば、それは即叶う。

今すぐに。

今すでに。

そして、すでに叶え済みであることを認識するなら、

ますます気づきの幅が広がり、

さらに多くの気づきが得られて、さらに幸せになっていく。

「豊かさ」についても、「満足感」についても、

「充実度」についても同じ。

あなたが気づくとき、次の気づきが引き寄せられる。

次の満足の扉が開かれる。

すでに自分が十分に幸せで、十分に豊かであり、

十分に充実していることをあなたが認めるほどに、

それらの要素は、ますます伸長していくの。

多様性においても、深さにおいても、量においても、

回数においても。

才能が必要なんじゃない。

美貌が必要なわけでもない。

金持ちであることも、高学歴であることも。

それらはただの条件。

あなたが、「もし~なら、幸せになれる」って勝手に設定した。

条件付きの幸せを目指すとき、

人は条件を分配してくれる相手に従属するしかない。

そして、条件自体が目的化していく。

ラットのレースはね、そこからはじまったの。

必要なのは、気づくこと。

すでにある、と。

ただ、それだけよ>神さま。