『ヒミツ』第9巻 1予兆 01
1 予兆 01
2か月間お休みしていて、正直、筆者はこのままフェードアウト
しようかな、とも思ったみたい。
けっこう、時間取られるしね。
彼なりに書くべきことは書いたし、世の中の変化はおおむね想定どおりで、
特に付け足すようなことも見つからない。
やはりこうやって進んでいくんだな、というのが彼の偽らざる感想なの。
でも彼は、再び書きはじめた。
前に進んでいく方々を勇気づけるためよ。
彼がいつも、高次元側から働きかけてもらっているように、
彼もまた、同次元の同胞たちに働きかけようってね。
聞く耳を持たぬ者、反発する者、無関心な者と、反応はさまざま。
でも、少数だけれど、耳を傾けてくれる人たちがいる。
彼にとっては、それで十分。
自分がいつも夢や種々のサインに勇気づけられているように、
まだ高次元からのメッセージを受け取れるようになっていない
同胞たちのために、自分がその方々のサインになろう。
その方々の伴走者になろう。
彼はそう決めたの。
でも、歩むのは、あくまで本人たち。
筆者はあくまで、「予兆」の受け取り方を示していくだけ。
今朝起きたら、時計が4:44だった。
前を走る車のナンバーが88-88だった。
ロマンスという単語が気になる社員から、結婚の報告があった。
辞める予定の人もわかっている。
人生をめぐる、「予兆」の数々。
シンクロニシティの符牒たち。
あなたがいまこれを読んでいるのもまた、符牒なのよ。
人生がこれから大きく変わっていくよ、って予兆。
ちょっとしんどいこともあるけれど、大丈夫。
その努力は、必ず実を結ぶわ。
安心して、大いなる流れに身を任せるのよ。
あなたが大切だ、と直感することをやりながらね。
「正しいこと」ではなく、「惹かれること」を嬉々としてやっていく。
「必要なこと」たちは、粛々と。
倦まず、たゆまず、一日一日を大切に生きながら。