『ヒミツ』第8巻 35 あたらしい社会4

2024.01.04 その他

35 あたらしい社会4

あたらしい社会にうまく適応していくには、コツがある。

ドン・キホーテみたいに怪物に正面から突撃って、たいへんだから。

SNSやYoutubeには、危機を煽ったり、なにがなんでもサバイバル、

資産を防衛するんだ、海峡封鎖に備えて備蓄に走るんだとか、

不安に突き動かされた方々がご活躍だけれど、

少なくともその延長線上に、豊かで幸せな未来は描きにくいんじゃない?

心配事ばかりでしょ。

名も明かさず、顔も出さず、どこに住んでるかも

なんのお仕事されてる方なのかも隠しながら、って

出発点からしてそもそもアレじゃない?

さらにひどいと、もう日本はダメって自分は海外脱出し、

その安全(だと本人は思ってる)な場所から、

日本人向けの配信で儲けている。

だから、しつこく、チャンネル登録や「いいね」を求めてくるの。

そこで稼がないと、食べていけなくなっちゃうからね。

筆者には、本末転倒というか、滑稽を通り越して、

痛々しくさえ見える。

不安を内面化し、おかしなエネルギーに共鳴してると、

情報収集能力も分析力も上がるので、

ますますそっち方向にばかり意識が集中し、

そっち方向のネタづくりばっかりやるようになっちゃうの。

すると、必然的に、人生の大半がそっち対策で費やされ、

この豊かないまを味わったり、いまこの瞬間をたのしんだり、

手元の豊潤さに目がいかなくなっちゃう。

筆者との違いが、わかる?

似て非なるものよ。

覚醒と適応に必要な範囲で残念な現実を直視し、

名前も顔も家族も職場も居住地も公開しながら、

豊かな現実創造を行う方法を無料で伝えている。

筆者が伝えているのは、「対策」じゃないの。

対策せざるをえなくなるような現実創造からは離れませんか、

エネルギーや時間の大半は、喜びや幸せや豊かさを味わうことに、

おおらかに使っていくような生き方に変えていきませんか、

って真逆のことを言ってるのよ。

TVを消して、スマホは置いて、自然に触れる機会を増やしませんか?

コンクリの中に閉じこもっていないで、木々や草々の上を歩いてみませんか?

いつかお金が貯まったらではなく、いますぐ出かけませんか?

ってね。

本書にも、ネガティブな記事はたくさんある。

でもそれらはね、残念な現実を知ることで、

いま自分が何をやるべきかを考える、

「きっかけ」として使われているにすぎない。

殺伐コースから出るには、それがラットのレースであることの

現実認識が必須なのよ。

無意識の深いところまで洗われちゃってる自分の脳を、

あたらしい感じ方、あたらしい考え方、あたらしい行動の仕方に

再適応させていく必要があるの。

筆者はね、本名を公開しても、顔を出しても被害を受けるような

現実創造はしない、子どもや妻の顔が出ていても、

彼女たちもまた傷付けられることはない、って確信してる。

だから、こうやって堂々と活動している。

現実創造の方向性が、真逆でしょ。