『ヒミツ』第8巻 10 来年3
10 来年3
来年のもうひとつの特徴は、不安を煽る人々の増加。
過去にもノストラダムスの予言とか、2,000年にむけた世紀末系、
マヤ暦が2012年末で終わる終末思想→映画『2012』など
さまざまな悲観論が雨後のタケノコのように出てきた。
日本でも、自称/他称「予言者」なる人々がさかんに
破滅する未来を喧伝してたわ。
これから出てくるのはね、2025年破滅系。
首都直下や南海トラフやら、富士山噴火、預金封鎖、
台湾有事、第三次世界大戦、食糧危機、大津波など、
ありとあらゆる破滅系の予言がお盛んに。
TVも雑誌も、YoutubeもSNSも
玉石混交/百花繚乱/魑魅魍魎って感じに。(笑)
筆者は基本、心配なら対策したらいいんじゃないの、派。
筆者自身は、2025年に入ったら少し備蓄をはじめる。
バブル崩壊対策もやってる。
みなそれぞれ、気になることがあるのであれば、
がまんしながらビクビク過ごすよりも、
やれることはやった上で、安心しておおらかに過ごす方がいい。
不安を煽る人たちはね、煽られる人たちがいるから
煽ることができるのよ。
日本のようなもともと災害の多い国では
ふだんから最低限の対策しとくのは当たり前じゃん、
キャンプとかでサバイバル経験があると、
なんとか生きてはいけそうだから過剰な心配はいらない、って
キモが座るようになる。
そんな状態を作った上で、好きなことを日々エンジョイし、
目の前の問題たちを片付け、多少はドラマも鑑賞(参加)しながら、
人間ライフを大いにたのしんだらいい。
人間ごときに万事未来を見通せるわけもなく、
不確定要素てんこ盛りで、凸凹しながら生きる以外の
生き方なんて存在しないんだから、
リスクコミコミのこのポンコツ暮らしが実質最高!ってな具合。
いい?
不安を煽る人たちは、煽られる人がいるからこそ
煽ってくるわけで、あなたが煽られなければ
彼らはあなたに近寄ってこない。
近寄り甲斐がない。
近寄ってきても意味がない。
そんなあなたの方がステキよ。