『ヒミツ』第7巻 51 出発

2023.11.20 その他

51 出発

これから来年にかけて、起こることよ。

1 世界の実体経済は疲弊し、需要は急速に減退。

企業倒産が相次ぎ、失業者があふれかえる。

さすがに、日本以外の国では金利が下がる。

各国、デフレに。

2 すると、ドル/円キャリートレードの逆回転が起こる。

低金利で円を借りて、高金利のドルで運用する、の逆が起こるの。

世界中で経済悲報が飛び交うようになるので、

順調に回復をつづける日本へ注目が集まるようになるわ。

3 円を買っては返し、円投資を目的にしては円買いをし、が加速する。

つまり、劇的な円高へと転換していくの。

あらゆる投資が円に集中するようになる。

4 円高によって輸入物価は下がり、日本だけは資源高を相殺できる。

国内経済は、活況を呈するようになる。

そう、そこからが、いよいよ日本バブルの開始。

長かったわね。(笑)

みなが、お祭りに浮かれるようになる。

いいのよ。

遠慮なく、エンジョイしたらいい。

筆者も各種道楽を通して、人類最後のお祭りを楽しんでる。

ただ、もしあなたがひきつづき覚醒コースを歩むのであれば、

水面下で作り込まれる「次なる構造」の準備をしっかりしてね。

そここそ、本番なんだから。

たぶん、あなたは孤立する。

みな気が緩み、あなたの厳しい打ち手の数々を批判するわ。

やりすぎだ、無意味だ、時流に合ってない、って。

実際、あなたは真逆のことをしなければならない。

一般的な、多数派の認識とは正反対の施策を、

しかも間髪なく、連続的に。

「被害」を訴える人々が続出するわ。

みな、あなたを「加害者」と呼びはじめる。

暴君だ、パワハラだ、身勝手だ、ってね。

一方には、表面的な経済回復に甘え、

勘違いしながら生きる人たちがいる。

他方には、バブル崩壊後に何が起こるか、

そのために何を用意しておくべきか、

本質を考えながら生きる人たちがいる。

両者の間では、視点も立脚点も判断基準も、

なにもかもが真逆。

話し合いは、永遠の平行線。

さて、どうする?

ここが圧倒的におもしろく、人生最大の難所になるので、

非常に深い学びが得られる。

だから、あなたはこのタイミングで生まれてきたのよ。

もう、生まれてきちゃったんだから、しょうがないよね。(笑)

やるっきゃない。

幸い、あなたにも仲間がいるわ。

ユニット1の理解者たちと、

ユニット2のゆるやかに連携する人たちが。

あなたは孤立しちゃうかもしれないけれど、孤独じゃない。

地球2.0と相互作用する人々は、みな集合意識でつながっていくの。

群れる必要性なんて、最初からない。

あなたの人生、これから、いよいよおもしろくなりそうね。

心の奥の深いところでは、ほんとはあなたもニヤッって

してるんじゃない?

「わたしは強い、わたしは安全」ってアファメーションしたら、

さぁ、出発よ。

「加害者」上等。(笑)