『ヒミツ』第7巻 42 変わりゆくものたち8
42 変わりゆくものたち8
筆者は、手の内を明かしながら経営している。
ブログを読めば、社長が何を考えているか、
どういう方向に進もうとしているか、手に取るようにわかる。
読まずにトンチンカンな行動ばかり取る社員もいれば、
経営の方向性を理解した上で、じゃあ自分にはなにができるだろう、
と考える社員もいる。
社長はね、どちらでもいいと考えているの。
各自の選択にまかせている。
当然、その選択の結果は自分が受け取ることに。
会社だけにかぎった話ではなく、それが生きるということ。
生きるということは、選択し、その結果を受け取るということ。
これからね、いよいよ、
世界の同時崩落がだれの目にもあきらかになっていく。
とっくに、すでに、はじまってはいるのだけれど、
多数派の国民たちはマスメディアがわーわー騒ぐまで気づかず、
問題と思わないので、問題が問題化されていなかっただけ。
表面化しない間に、問題たちはもう解決不能な規模と構造を
もつまでに育てられていたの。
中央銀行たちの、巧みな金利政策によって。。。
粉飾に粉飾を重ねてよく見せていた政府の公式統計たちも、
なぜか準備完了を合図に、悪化の数字が粉飾なしに公開されて
いくようになるわ。
真実のデータが明るみに出されたとき、多くの人々は
愕然するんじゃないかしら。
ここまで悪いの、って。
ネガティブな選択をくりかえす人々は、
一気にその波に飲み込まれていくわ。
やはり、今回も帰結は同じだった。
しかけは単純。
0 供給がマヒし、物の値段が上がる。
あドンパチと制裁合戦で長引き、なぜか解決されない。
1 インフレ対策と称して、高金利政策が取られる。
あ当然に景気は冷えこむ一方。
2 十分すでに冷え切っているのに、インフレだからと
あ高金利政策は維持され、とうとう恐慌レベルに。
3 他方、前もって知っていたかのように、
かくして、たくさんの企業が淘汰されていき、
たくさんの人々が貧困へと転落し、
世界人口は急速に減少していくの。
だいたい、1/10~1/20になるまで、それはつづく。
時間で言うと、50~100年くらいかけて。
あなたには、ひきつづき選択権がある。
なにを受け取るかは、その選択次第。