『ヒミツ』第6巻 44 時代の躍動5
44 時代の躍動5
現代は情報が多すぎる。
集めるほど不安になり、もっと集めたくなる。
対策を効果的なものにしようとするほど、
意識がその側面にフォーカスされるため、
逆にどんどんそのマイナス面は肥大化して、
ご希望通りに「対策を講じる必要性」が高まっていくの。
意識はフォーカスした対象を拡大&強化する、
という機能を知らないと、皮肉な結果にハマってしまう。
対策を講じなきゃという想いが、
対策を講じなきゃいけない現実を創出してしまう。
対策したいなら、淡々と方針を決め、
感情を交えずに粛々と実行する、ただそれだけよ。
意識は、あくまでたのしいマイプランに集中。
そのためには、情報を絞り込むことが大事。
意図的に、情報から離れるの。
減らすのよ。
もっといいやり方があるんじゃないか、客観的にはどうか、
他社はどうやってるんだろう、って参考にするほど混迷は深まっていく。
筆者がご縁を大事にするのはね、「因果律の到達性」を信じているからなの。
いまそのことを考えたという事実。
このタイミングで出会ったという事実。
最初に思いついたという事実。
おもしろそうって感じたという事実。
これらはすべて、因果律の到達がなされたという事実を
物語っている。
その到達性こそ、自分と自身の接続性が機能した証なの。
多数派の人たちは、この事実を信頼することができないので、
「因果律の到達性」も信じることができず、
自分と自身による現実創造性も信じることができない。
結果、事例を研究し、証拠を集め、客観的な情報を集めって、
ドツボにはまっていくわ。
事例研究がダメとか、情報そのものが×とか言ってるんじゃないよ。
不安から出発して集めまくるとそうなりやすい、
という人間ならではの特徴を指摘しているのよ。
最初に出会った人。
最初に感じたわくわく感。
最初の印象。
これらのインスピレーションを大事にして、って言いたいの。
突然、一気に、全体が、直接、ってのが接続性の特徴。
あなたが、あなた自身であるときの。