『ヒミツ』第6巻 28 社会と平等と1

2023.09.07 その他

28 社会と平等と1

ゴールドマン・サックスは、小金持ちへの助言業務から撤退するみたいね

さすがGS。

よくわかってる。

国際金融資本に連なっていない小金持ちたちは、

今後モーレツに淘汰されていく。

彼らには、そうした未来がはっきり見えてるのね。

「知ってる」、「作り出す」と言った方が正確かもしれないけど。(笑)

筆者も含め、成金や小金持ちたちは、これからどんどん凋落していくわ。

ザマあ見ろ、いい気味だって思う?

もし筆者が1億4,500万円という資本金をかき集め、

リスクの高い初期にインフラを整えていなかったら、

従業員たちの「今」はどうなっていただろう?

もし全員が平等に貧乏だったら、社会の活力は?

中小企業の7割は赤字であり、法人所得税を納めていないけれど、

残りの3割までもが納税できなくなったら、

その分の負担はだれに追加でのしかかってくるかしら?

もしあなたの会社で、社長さんでさえ所得が低かったら、

社員たちの給与水準はどうなっていくだろう?

ルサンチマンから出発するとどうなるか、

賢明なあなたなら分かるわね。

でも、残念ながら、社会は確実にその方向へと変化していくの。

「国民たちの支持」によって。

グローバルおじさんのエネルギー源は、なんだと思う?

なぜ彼らは、民衆の支持を得ることができる?

あなたなら理解できるわね。

そう、「ルサンチマン」よ。

自分では豊かさを生み出せないと思い込み、

自分自身に強い自己制限をかけている人たちが、

原因は他人にある、他人が悪い、他人が変わるべきって、

言いつづけるアレ。

自分で豊かさから遠ざかる選択をし続けていることこそ、

真の原因であるにもかかわらず、

そこにはフタをして、見ないふり。

グローバルおじさんたちの社交場&連絡会合では、

あることが予告されていたわね。

その推進力の源泉こそ、人々の「ルサンチマン」。

進みつつあるのは、「わたしたちは、持ちません」ではなく、

「持てません」じゃない?