びっきー2
2023.07.05
その他
その社会保険ですが、もともとは積み立て方式だったんですよ。
わかりやすい、年金を例にとります。
若いうちに自分で積み立て、退職後に自分でもらう。
自分のお金が返ってくるだけのシンプルな仕組みだったので、
ちゃんとプールされているんなら、それでよかった。
人口の増減の影響も受けません。
原則として、自分が積み立てた分を受け取るのだから。
・・・しかし、頭のいい人たちが、そのプールを
横からちゅーちゅー吸い始めたわけです。
政治家、官僚、運用委託先、外郭団体などなど、
よってたかってちゅーちゅー吸って、とうとう吸い尽くしちゃった。
彼らは頭がいいので、考えます。
積み立て方式ではなく、現役世代から高齢者への仕送り型に
変えちゃおうって。
もう過去のプール分はないので、つどつど世代間で、
その年度における保険料から支払っていくわけ。
それがいまの賦課方式。
こっちは、仕送りをする人の数ともらう人の数の比率が大事で、
当然に、もらい手の方だけが多いと成り立ちません。
もらえるお金を減額したり、開始年齢を引き上げたり、
天引き額を増やしたりと、あの手この手でいじっていく必要がある。
その結果が、いまのあなたの給与明細なのです。
(^-^;
国民たちの多くは自分の頭で考えることを放棄しているので、
こんだけやれらていても、大半の方は気づくことなく生涯を終える。
生まれてから死ぬまで、ずっと搾取されっぱなし。。。
いまは社会保険だけを話題にしていますが、
似たような話が日銀券にも、会社法にも、教育制度にも、
学術研究にも、ハイブリッドカーにも、住宅にも、
食品にも医療にも潜んでいるのだとしたら、
そりゃ人生しんどくもなるわけだ。。。
┐(´Д`)┌