勝ちパターン3
1 根本原因(=因果律で言うと「因」)は放置しつつ
2 目の前のやらなきゃいけないこと(=「果」)に
3 がんばって長時間取り組み
4 疲弊の対価として割増料金を受け取る。
わたしなりの、「残業」の定義です。
目先の小銭は得られるものだから、
しかも長時間やればやるほど確実に儲かるものだから、
多くの方がこのワナにはまります。
自分がもっと大事なものを失っていることに、気づかない。
心身ともに疲弊しているため、仕事も会社も嫌いになりやすい。
自分は被害者である、しんどいのは外部に原因があり、
人生は思い通りになんかならないんだ、自分は無力だ、って
マイナス思考が日々の不満に刷り込まれていく。
当然、ネガティブ・スパイラルを自ら回す結果に。。。
わたしが、残業のない会社にしようよ、
って口酸っぱく言う理由がこれ。
残業って、「被害者量産機」なんですよ。
「被害者」の方って、ある意味、被害を捏造しながら生きてる。
自ら被害を受けやすい位置に立ち、
自ら被害をこうむりやすい考え方をし、
自ら被害を招き寄せる行動をとる。
ご自身が、「被害」を創出しているのです。
仮に、あなたの趣味がテニスで、週末にスカっといい汗かいて
リフレッシュした、としましょう。
たのしい、充実した時間を過ごすことができた。
ここに、被害なんてありませんよね。
同一人物なのに。
まったく別人のよう。(笑)
一般に、好きなことをたのしんでいるとき、被害は受けません。
むしろその人は、「幸福メーカー」として、価値ある豊かさを創出している。
テニスの運動量からくる疲労度は、
机に向かってPC叩くより格段に大きい、というのに。
接戦でおもしろかったので、
「ちょっと休憩したら、もう1プレーやってみようよ」とか、
笑顔で時間を延長したりも。
平日の延長と、週末の延長は、なにが違うのだろう?
平日のしかめっ面と週末の笑顔の差は、なにに由来するのだろう?