勝ちパターン3

2023.07.01 その他

1 根本原因(=因果律で言うと「因」)は放置しつつ

2 目の前のやらなきゃいけないこと(=「果」)に

3 がんばって長時間取り組み

4 疲弊の対価として割増料金を受け取る。

わたしなりの、「残業」の定義です。

目先の小銭は得られるものだから、

しかも長時間やればやるほど確実に儲かるものだから、

多くの方がこのワナにはまります。

自分がもっと大事なものを失っていることに、気づかない。

心身ともに疲弊しているため、仕事も会社も嫌いになりやすい。

自分は被害者である、しんどいのは外部に原因があり、

人生は思い通りになんかならないんだ、自分は無力だ、って

マイナス思考が日々の不満に刷り込まれていく。

当然、ネガティブ・スパイラルを自ら回す結果に。。。

わたしが、残業のない会社にしようよ、

って口酸っぱく言う理由がこれ。

残業って、「被害者量産機」なんですよ。

「被害者」の方って、ある意味、被害を捏造しながら生きてる。

自ら被害を受けやすい位置に立ち、

自ら被害をこうむりやすい考え方をし、

自ら被害を招き寄せる行動をとる。

ご自身が、「被害」を創出しているのです。

仮に、あなたの趣味がテニスで、週末にスカっといい汗かいて

リフレッシュした、としましょう。

たのしい、充実した時間を過ごすことができた。

ここに、被害なんてありませんよね。

同一人物なのに。

まったく別人のよう。(笑)

一般に、好きなことをたのしんでいるとき、被害は受けません。

むしろその人は、「幸福メーカー」として、価値ある豊かさを創出している。

テニスの運動量からくる疲労度は、

机に向かってPC叩くより格段に大きい、というのに。

接戦でおもしろかったので、

「ちょっと休憩したら、もう1プレーやってみようよ」とか、

笑顔で時間を延長したりも。

平日の延長と、週末の延長は、なにが違うのだろう?

平日のしかめっ面と週末の笑顔の差は、なにに由来するのだろう?