『ヒミツ』第5巻 23 波動使い3
24 波動使い3
波動って、皮肉な存在。
上げよう、上げようとしても、上がらないよ。
なぜなら、物理世界ではそれは本質的に「副産物」だから。
それは結果であり、おまけにすぎないの。
中心であり、本質であり、枢要であるにもかかわらず。
いい?
自動車にも固有振動があったわね。
あなたは、固有振動に乗って移動するのかしら?
このブログを読むとき、画面の固有振動を閲覧したわけ?
あなたが生き、暮らし、感じ、思い、活動しているのは、
あくまでこの三次元の物理世界。
あなたは車や電車の実物に乗って移動するし、
物理的にクリックやタップすることで画面を遷移させる。
この物理的なプロセスを通し、肉体を動かした結果、
あなたは「精神の働き」を引き起こしたはずよ。
この物理世界であなたがリラックスし、心地よいと感じ、
感謝の気持ちで満たされた活動を行ったとき、結果的に波動は上がる。
正確に言うと、あなたの魂は、ゆらぐ波形の相対的に高い方に
フォーカスしてる。
あなたの振幅の、主に「高い方」が安定的に波打つ結果になったのよ。
この状態では、無意識下の選択が「心地よい未来」へとつながりやすい。
無数にある因果律のうち、「心地よい未来」へとつながるものを
選択的につい、ふと、思わず、選んじゃいがちになるの。
ある特定の方向性を持った選択肢が、急に魅力的に見えはじめる。
ピンときたり、ビビッと感じるようになる。
その直感の通りに行動し、結果的に心地よさを味わっっていると、
また次の魅惑的な選択肢があらわれてくる。
これをくりかえすことで、結果的に、「心地よい未来」が開けてくるし、
その副産物としてあなたの波動も上がっていくわ。
そのための重要なツールが趣味や自分へのご褒美、ってわけ。
筆者が900円もするインスタントラーメンを買ったり、
1,600円もするベーコンを取り寄せたりする理由よ。
「心地よい未来」の対価として見るなら、激安じゃない?
しかも、うまい。(笑)