『ヒミツ』第4巻 38 受信機2
38 受信機2
「マイナス方向への深堀り」はね、経済だけの話じゃない。
つぎつぎといろんな病気になる、悪化する、事故に遭う、不運がつづく、
ヤな目にあう、急な出費がつづく、などありとあらゆる場面に及んでいくわ。
神が「ネガティブ杖」をブン回してるんだから、当然でしょ。
「ネガティブ杖=無意識下の選択傾向」はね、
意識に上らないから無意識なのであって、
本人にだけは自覚できない、
本人にはまったくそのつもりがない、って顕著な特徴をもっている。
だからミラー係の人たちが配されたの。
本人は直接自分の無意識を見ることができないので、まわりの人たちの言動、
まわりの人たちの状況を観察することで、間接的に自分の波動状況を
確認できるようになっている。
周囲の人たちを含め、あなたを取り巻く状況は、すべてが「あなたの波動」の
「結果」であり「反射」なのよ。
くりかえし、くりかえし、この手の話をくりかえしているのはね、
まさにこの点こそ最大のキモであり、学び直し、理解し直し、
悟り直していかなくてはならない、「あなたの最大の課題」だからよ。
文化によっては、それはカルマとも呼ばれている。
「業(ごう)」ってね、要するに「チューナーの使い方」のことなのよ。
あなたがたのしい経験をしているとき、チューナーはプラス側にセットされている。
無意識のうちに事態を好転させる選択がくりかえされるので、
あなたをとりまくいろんな状況が改善されていくわ。
気分がよく、うれしいことが続くため、それが次のプラスの受信のきっかけとなり、
ポジティブ・スパイラルが回り出す。
<主人>として生きている人たちはね、みなこの受信活動を自力で制御できる
ようになっているの。
グリッドへの接続も、プラスのものにばかりチューニングされるため、
直観が冴えわたる、次から次へと名案が浮かぶ、ビンゴ!って
結果になりやすい。
いわゆる<ゾーンに入ってる>って状態ね。
脳の物理配線があんまり優秀じゃない人でも、大してお勉強ができなかった人も、
驚くような能力を発揮しはじめる。
いい成果が次々と生み出されていくわ。
いい?
このチューナーの使い方を実践的に学んでいくことこそ、
この3年間のあなたの課題。
新米さんへの宿題、ね。