『ヒミツ』第4巻 28 移りゆく季節1

2023.02.03 その他

28 移りゆく季節1

春は異動の季節。

配置転換が行われたり、物理的な引っ越しが生じたり。

あたらしいプロジェクトがはじまることもあるでしょう。

大きく見ると、人類はみな2023~2025年の間に、

自らの波動にふさわしい場所へと移動していく。

いよいよそこから、「この人生における最大の学び」がはじまるので、

経験を最大化できるよう、無意識の選択を巧みに駆使し、

各人に最適なポジションへと移動していくのよ。

転職する人、転校する人、加わる人、変わる人、替えられる人、さまざまに。

固執することで生じちゃう転機もあれば、

失うことではからずも手に入った運気もある。

個人も周囲もみながみな、それぞれにふさわしい変化をとげていく。

スタンバイOK、ってね。

筆者は、そうした流れに逆らわないことにしているの。

何が起こっても、たとえ不都合なことでも、いったんは受け入れてみる。

頭ごなしに否定せず、「もし仮に、これがなにかのメッセージだとしたら、

なにを促しているんだろう?」と考えることにしているの。

そのとき、最初にふと浮かんだ考えが、そのメッセージ。

あとは行動あるのみ、よ。

偶然はなく、すべてが100%必然である、あらゆる現象は自分由来である、

と考えている。

重要なものもそうでないものも混じっているけれど、そこは脳で選別可能。

大切なのは、インスパイア。

自分から自分へのメッセージ。

わかりやすいのは、「ちぐはぐ」が続く場合。

渡ろうとした瞬間に、信号が赤になった。

大切な注意書きを見落としていた。

集まる時間を間違えた。

これからはじめようとした矢先に邪魔が入る。

こしたことが何度も続くなら、ちょっと変ね、って考えてみる価値がある。

なにかがおかしいですよ、バランスが崩れてませんか、

心の傾きが大きくなっていませんか、って合図かもしれない。

進んでる方向性がズレてますよ、ってことなのかも。

問うことは、許可すること。

「どういう意味?」って聞くことは、

「わたしさん、わたしにヒントを与えていいですよ」って許諾なの。

あなたの自決権はつねに尊重されているので、

あなたの許可がないかぎり、あなたは動かない。

あなたから求められないかぎり、あなたは手を差し伸べたりしない。

だから問うことで、わたしの人生に関与していいですよ、

いい方向に進むよう手伝ってね、ってわたしに許諾を出しておくの。

ただし、依存が生じない範囲で、って制限はつねにつく。

自分なりの努力、自分の頭で考える、迷ったり悩んだりする労は省かない。

それこそが経験の果実であり、人間ライフの醍醐味なんだから。

まずは受け入れ、そして問う。

わたしとわたしの二人三脚。

日々の「小さな日常を、最大限に生きる」、ということ。