『ヒミツ』第4巻 28 移りゆく季節1
28 移りゆく季節1
春は異動の季節。
配置転換が行われたり、物理的な引っ越しが生じたり。
あたらしいプロジェクトがはじまることもあるでしょう。
大きく見ると、人類はみな2023~2025年の間に、
自らの波動にふさわしい場所へと移動していく。
いよいよそこから、「この人生における最大の学び」がはじまるので、
経験を最大化できるよう、無意識の選択を巧みに駆使し、
各人に最適なポジションへと移動していくのよ。
転職する人、転校する人、加わる人、変わる人、替えられる人、さまざまに。
固執することで生じちゃう転機もあれば、
失うことではからずも手に入った運気もある。
個人も周囲もみながみな、それぞれにふさわしい変化をとげていく。
スタンバイOK、ってね。
筆者は、そうした流れに逆らわないことにしているの。
何が起こっても、たとえ不都合なことでも、いったんは受け入れてみる。
頭ごなしに否定せず、「もし仮に、これがなにかのメッセージだとしたら、
なにを促しているんだろう?」と考えることにしているの。
そのとき、最初にふと浮かんだ考えが、そのメッセージ。
あとは行動あるのみ、よ。
偶然はなく、すべてが100%必然である、あらゆる現象は自分由来である、
と考えている。
重要なものもそうでないものも混じっているけれど、そこは脳で選別可能。
大切なのは、インスパイア。
自分から自分へのメッセージ。
わかりやすいのは、「ちぐはぐ」が続く場合。
渡ろうとした瞬間に、信号が赤になった。
大切な注意書きを見落としていた。
集まる時間を間違えた。
これからはじめようとした矢先に邪魔が入る。
こしたことが何度も続くなら、ちょっと変ね、って考えてみる価値がある。
なにかがおかしいですよ、バランスが崩れてませんか、
心の傾きが大きくなっていませんか、って合図かもしれない。
進んでる方向性がズレてますよ、ってことなのかも。
問うことは、許可すること。
「どういう意味?」って聞くことは、
「わたしさん、わたしにヒントを与えていいですよ」って許諾なの。
あなたの自決権はつねに尊重されているので、
あなたの許可がないかぎり、あなたは動かない。
あなたから求められないかぎり、あなたは手を差し伸べたりしない。
だから問うことで、わたしの人生に関与していいですよ、
いい方向に進むよう手伝ってね、ってわたしに許諾を出しておくの。
ただし、依存が生じない範囲で、って制限はつねにつく。
自分なりの努力、自分の頭で考える、迷ったり悩んだりする労は省かない。
それこそが経験の果実であり、人間ライフの醍醐味なんだから。
まずは受け入れ、そして問う。
わたしとわたしの二人三脚。
日々の「小さな日常を、最大限に生きる」、ということ。