『ヒミツ』第4巻 20 アカルイミライ1
20 アカルイミライ1
ちょっとキツい話がが続いたので、話題を変えましょう。
筆者は悲観なんかしてないの。
それでも未来は明るい、と信じている。
筆者の周りでは今日も一人、明日もまた一人って、
「主人」になろうという人が増えているからよ。
先に亡くなった方々は、残る選択をした人々に、どう生きるべきか、
なにを判断の基準に置くべきかを体を張って示してくれた。
筆者は、そう考えているの。
ここでもまた、筆者のベースには「感謝」がある。
チャンスをいただいてるんだ、生かされているんだ、って。
だから筆者は1分も1秒も無駄にしない。
日々、好きなことを自由にやって生きている。
彼は9:30ごろゆっくり出社して、アポがない日はお昼には帰っちゃう。
1日の実労働は2hあるかないか。
しかも、毎週水曜日は自主休業の日にしてる。
過去、彼の会社では2回、週休3日制にチャレンジしたけれど、
2回とも失敗してる。
まだ社員たちは休めていないのに自分だけ、と最初は思っていたけれど、
社員たちの反対で2回とも中止に追い込まれていたので、
もう忖度はしなくていいな、できる人から先行してやっちゃおう、って
まずは自分からさっさと週休3日制をはじめちゃった。
文句ばっかり言っている人たちは、幸運の女神をも追い払う。
自分の分だけでなく、仲間の分までも。
それはダメな人ということではなく、
「自分にはまだまだ苦労から学ぶことが必要なんです」という
自己決定権の行使だと、筆者はとらえているの。
でも、会社全体が辛酸路線に巻き込まれちゃうと困るので、
そうした人々は、高度な経営判断の場からは外れてもらうことにした。
個人として、個人に限定された影響圏の範囲内でなら、
ご自由になさってください、ということ。
他方で、「幸運の女神」のハートをわしづかみする者も出はじめている。
筆者の会社では、今夏から、社員から叩き上げた最初の
取締役2名が誕生する予定。
第1号が、この1月27日の株主総会で選任されるわ。
年棒は1,000万円。
税前で使える法人カードの使用権20万円/月が付くので、
他社でいうと、実質年俸は1,500万円近くになる。
出勤の義務もタイムカードもないので、出社するかどうかは自分で決められる。
いつ休むか、何時に来るか、何日休むかも自由。
結果が出ているならそれでよく、基本はすべて自分で決められる、
という自己責任一本の生き方。
束縛の多い生き方から自分自身を開放していく人たちは、
また一人、また一人と、着実に増えていくのよ。
フリー・エネルギーが社会全体に定着した後、
最終的に、人類はみなそうした生き方をするようになる。
その先発隊の人々、ね。
未来って、アカルイでしょ。(笑)